Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 61.953 Zeichen · 124 Bildschirme
彼もそうであるらしい。
五時頃起きて、シューボツをのみ、少しものを食べて十二時頃迄睡ったので起きたら非常に爽快であった。
「黄銅時代」の(一)をよみなおし、どうも気に入らず、一気かせいに書いて、もううごかないものをこしらえた。段々に、よくなり、自分の感じる不満に信頼が置けるのはありがたい。よく見えるように、よくよく見えるように!
夜林町で笹川氏の一家、瀬沼、金重さんを食事に、国男が呼ぶ。笹川の達所氏はいけない。ああ所謂米国通は臭い。
今日林町へ行きに有尾氏に会い、家をことわる。感じがよい男性的な人だ。ちっとも、ヘラヘラと滑る処のないのを見るのは快い。
×裏の家へ老祖母が入らぬので、私共を入れてもよい、と云う意向があるらしい。然し便利と面倒な感情的のいきさつとを比較して自分は行くまいとした意志を説明して置いた。
×おばあさんは、青黄い小さい顔をして独りぼっちで淋しそうに見える。死のうとする前に遺された僅の人生は、彼女にとってあれでは余り気のどくに思える。一人一人の生活、死、……。
×浜田茂次郎氏から来信、東京に来ようかと云う。大いによろしいと思う。あの人は、素質に於て、何処か薄弱な処があるように思われる。