Japanische Klassiker mit Furigana
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(十三)青い帯
野村 胡堂
Lesen Sie 銭形平次捕物控(十三)青い帯 (ぜにがたへいじとりものひかえ) von 野村 胡堂 (のむらこどう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 114.244 Zeichen · 231 Bildschirme
ガラッ八の問いは相当に突っ込みます。
「あれが一番むずかしいところさ。――たぶん下女のお作が見付ける前に、お国は継娘の死骸を見付けたんだろう。その首を絞めたのが、倅福松の前掛けだと判ると、親心の無分別で、あわてて自分の腰紐を解いて倅の前掛けと換え、それを納戸の抽斗の奥へ隠し、開いていた雨戸を締めて心張りまでした。――それが済むか済まないうちに、お作が雨戸を開けに来たんだろう」
平次にこう説明されると、もはや疑いも残りません。
「吉五郎はどうしてお吉を殺したんでしょう」
「お吉お雪の姉妹を殺して、その下手人が福松ということになると、越前屋の身上は自分へ転げ込んで来ると思ったのさ。それに、吉五郎は長い間お吉に気があったが、肝腎のお吉は近ごろ父親の言うことを聴いて、福松と一緒になる気になっている。あの晩福松のあとを尾けて行って、福松が帰った後で、不意に飛びかかって、用意の前掛けの紐でお吉を殺し、福松が外でブラブラしているうちに、自分の寝床へ帰って知らん顔をしていたのさ」
「後添いのお国を殺したのは?」
「お雪を殺すつもりだった」
「すると、金釘流の手紙は誰が書いたのでしょう」