Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 58.758 Zeichen · 118 Bildschirme

Aozora Bunko

七月になったのに馬鈴薯まだ畑で小さい。花が咲くどころではない。

ぬかるみがあって閉口した。堤はドライブのために特に作ったプロムナードらしい。

ナージヤのこと、少し形が出来た。

プロフェッサーと出かけて公園の中の図書館から、レフ・トルストイを一冊かりて来た。主人と僕その他の短篇集なり。

Yと公園にかけて、石、もう一つの民話をよむ。民話を日本語でよんだ時は、単純さだけで感じたが、ロシア語で見ると、文章に力と威厳がある。

○水泳を見に一同で出かける。水泳以外の見ものあり。ニーナとエンジェネールいよいよ露骨で、二人きりで傍にのいて、傍の者に聞えない声で喋って居る。歩き出す。「リージヤ・コンスタンチーヴナ」ニーナが御気嫌とりを見えすかせて妻君によびかけ、又並んで歩く。リージヤ、今日は不快らしい。先へ来るとさっさと歩く。エカテリンスキー宮殿の前の、低いところに何か下らぬ大理石像が並んで居る。ニーナ、何とか云い乍らそこへ下りてゆく、やがてエンジェネールもついてゆく。そして最後に歩いて居る我等を行きすぎさせ、後から追いぬいて行って、先へ行くリージヤと軍医との左右に加った。