Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 79.482 Zeichen · 160 Bildschirme
親たちとアメリカを廻ってかえる気はない。室にかえる。早く休むのたのしみにしてかえって来たのに、横になると眠られず。昨夜、今夜話をきいたし、話しもした。だが、何だか足りぬ。潤いが足りぬ。芸術的なるものに対する欲望――つまり自分が書かねば落付けない焦燥が感じられて辛い。ロンドンにもう一週間居るの忍耐だ。机なき室に三週間居たことを痛感した。実に机のないのはいやだ。
一つ思いついたこと、それはこれから日本を歩いてもどこを歩いても一つ厚い木の折畳机をもって歩くことだ。実にこれはよい。ひろげる。布をかける。もう自分の隅が出来る――これは何とよいことか!
――つまり give & get なんだから一年のトレード・ユニオンに account sheet を見せて普通金の利子七分八分の配当を得ようとするのは、reasonable なことで、労働者だってそれがわるいとは云えない。それ以上とろうとするからやかましいので、それをきかなければ労働者がわるい。そうすればよいのさ。
――そんなことうけつけるような相手ではないのです
――うけつけるもうけつけないもやって見ないでわかりゃしないじゃないの