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Japanische Klassiker mit Furigana

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どうひょう

道標

宮本 百合子

Lesen Sie 道標 (どうひょう) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 846.457 Zeichen · 1672 Bildschirme

Aozora Bunko

「コムソモーリスカヤ・プラウダ」には、そういう事件の内容が、わりあいこまかに報道されていて、なかには伸子の忘れられない、いくつかの物語があった。

ある村へ、二人の若い集団農場化のための指導員が行った。その辺は富農たちの勢力のつよい地帯で、二人の若者は警戒して行った。ところが実際着いてみると、村ソヴェトでの集会も思ったよりはるかに集団農場化を支持している空気であったし、村の富農は非常に丁寧に二人の若い指導員たちをもてなした。正式の集会のあと、富農の家で村の多勢が集って活溌な討論をつづけ、「二人の客」が疲れて眠りについたのは、もう大分の夜更けだった。ロシアの村でよくもてなされた、というからには、二人の若い指導員たちは、話すことと同量にたっぷり食べ、また、たっぷり飲んだことだったろう。「二人の客」は特別のもてなしの一つとして、柔かくて、いい匂いがして、最も寝心地のよいところとされている乾草小舎に泊められたのだった。

すると、夜あけ前に、その乾草小屋から火が出た。「村の連中は何しろ、おそくまでうちこんで討論したあげくだから、疲れていた」と、その通信員は村の誰かれの話を引用していた。