Japanische Klassiker mit Furigana
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(十三)青い帯
野村 胡堂
Lesen Sie 銭形平次捕物控(十三)青い帯 (ぜにがたへいじとりものひかえ) von 野村 胡堂 (のむらこどう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 114.244 Zeichen · 231 Bildschirme
「武家のすることはいちいち変っているんだね。で、後はどうなるでしょう」
「そいつは分らない。が、あんなに多勢の人を害めては、北条家は立ち行くまいよ」
平次は何もかも見透したようなことを言うのです。
事実は全くその通りで、北条家は取潰し、萩野は間もなく岩井家に縁付いて、幸せに送りました。三千二百石の大旗本を一つ潰して、平次は寝覚めの悪い思いをしましたが、その代り左母次郎に腹を切らせたために、平次の手柄もフイになり、内々笹野新三郎からお褒めの言葉があっただけで事件は闇から闇へ葬られてしまいました。
「武家の騒動は真っ平だ。大江山の鬼退治の方がまだしも面白かろうよ、なア八」
平次はそう言ってカラカラと笑うのでした。