Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
Lisez 故郷七十年 (こきょうしちじゅうねん) de 柳田 国男 (やなぎたくにお) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 257 350 caractères · 507 écrans
母の兄妹
西洋人のうち同情ある人が、もし度々日本へ来て写真をとっておけば、この文化の進歩にさだめし気づくに相違ない。
私は田舎を歩く時に、子供の顔付と表情とに興味をひかれる。それからふだんから考えておいた質問を、学校帰りの子供四、五人に、答え易い、考え易い言葉で話しかけて見ることにしている。顔がきちんとして鼻汁などたらしていない良家の子と思われるのは、言葉の違いを気にして返事をしない場合が多かったが、近ごろはどこでも、子供たちが無邪気に、ひょいひょいと答えるようになって来た。
明治以来の変遷で、日本も西洋と大分近くなったのは、注目すべき点であろう。
母の兄妹
私の母は天保十一年の生れで、北条の尾芝という家から嫁入ってきた。古い色々の話題のある家だが、もう他に記憶する人も無く、私も小さいころ耳にした話だから、まちがいだらけだろうと思う。何か古い書きものでも伝わってはいないだろうか。少なくとも自分の今おぼえているところでは、この町には尾芝という家が五、六軒あって、それが二派に分れ、一方は商家でなかなか繁昌し、こちらはたった一戸で、前には医者であったが、私の祖父の代になって零落してしまい、かなり悲しい状態で消滅に帰した。