Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

こきょうしちじゅうねん

故郷七十年

柳田 国男

Lisez 故郷七十年 (こきょうしちじゅうねん) de 柳田 国男 (やなぎたくにお) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 257 350 caractères · 507 écrans

Aozora Bunko

寄宿舎生活の有難味

中学校の生活というものをしないので擦れておらず、学生仲間を偏見なく素直に批判することができたのである。

入学試験に合格した時、次兄は姫路の病院に勤めていたので、早速お祝の意味で私を呼びよせてくれた。旅費といっても三円か三円五十銭だったろうが、それを兄が送ってくれたので、喜んで出かけて、大分しばらく姫路に厄介になっていた。そのついでに郷里へ行ったのが、十三の年に国を出てから初めての帰省であった。

寄宿舎生活の有難味

高等学校に入った私は、二年余り寄宿舎に入っていた。そのころは寄宿生活を奨励していたのである。初めの一年は北側の寒い部屋であったが、そこの同室に乾政彦や菊地駒次などがいた。乾は大和十津川人の特徴を備えているのが、われわれの敬愛した点であり、菊地は旧幕臣の御家人の出で、外務省に入り、後にはフランスの参事官になったりした。一年おくれて松本烝治が加わった。先代荘一郎博士が播州福本の出身であることは前にもいったが、烝治君はじつにいい友達で、かなりいやなことも遠慮なくいい合えるような間柄であった。あそこの部屋で出来た三、四人の友達は、一生親しくつき合ってきた。