Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
Lisez 故郷七十年 (こきょうしちじゅうねん) de 柳田 国男 (やなぎたくにお) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 257 350 caractères · 507 écrans
播州人のユーモア
私が通ったのは、たしか明治四十二年の六月末か七月のはじめであった。鶴はそろそろ田圃へ出て遊ぶころで、こんな歌を詠んだことを覚えている。
鶴山の鶴は巣立ちて遊ぶなり家なる稚児を思ひこそやれ
長女が、今年数え年五十歳になったが、その娘が生れたばかりの時であった。ずいぶん古い話である。
そのとき行ったきり私は行っていないが、きけば鶴山の鶴(じつはコウノトリだが)が出石郡から移動して、このころでは養父郡の方へ来たそうである。田畠に降りて作物を荒すという話だが、数少ない日本の名物だから、なんとか保護してやりたいものである。
播州人のユーモア
子供の時から「大屋の横行話」というユーモラスな話を何度となく聞いている。例えば村の剽軽な連中が都に上ったときの笑い話がある。鏡を売っている店に「かかみどころ」とあったので、嬶見所だと思って覗いてみたが細君は見られず、不思議に思って隣の店を見たら「ことしゃみせん(琴三味線)」とあったので、それを「今年ゃ見せん」と納得して帰ったという。日本中どこにもあるが、横行話として聞かされたもので、今でもそんな空気があの辺に残っているかと思われる。