Classici giapponesi con furigana
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さんごくし
三国志(三)
吉川 英治
Leggi 三国志(三) (さんごくし) di 吉川 英治 (よしかわえいじ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 312.452 caratteri · 628 schermate
、第4水準2-1-76)は天道も人道も怖れない。いよいよ乱を好んで、郭といがみあい、兵を殺し、民衆を苦しめてかえりみなかった。
彼と同郷の産、皇甫は、或る時、彼を陣中に訪れて、
「無用な乱は、よい加減にやめてはどうです。君も国家の上将として、爵禄を極め、何不足もないはずなのに」と、いった。
李※(「にんべん+確のつくり」、第4水準2-1-76)は、嘲笑って、
「君は、何しに来たか」
と、反問した。
皇甫※(「麗+おおざと」、第3水準1-92-85)もニヤリとして、
「どうも、将軍はすこし神懸りにかかっているようだから、将軍に憑いている邪神を掃い落して上げようと思って来た」と、答えた。
彼は、弁舌家なので、滔々と舌をふるい、私闘のために人民を苦しめたり、天子を監禁したりしている彼の罪を鳴らし、今にして悔い改めなければ、ついに、天罰があたるといった。
李※(「にんべん+確のつくり」、第4水準2-1-76)は、いきなり剣を抜いて、彼の顔に突きつけ、
「帰れっ。――まだ口を開いていると、これを呑ませるぞ」と、どなりつけた。そして、「――さては、天子の密旨をうけて、おれに和睦をすすめに来たな。