Classici giapponesi con furigana
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こどうひゃくわ
胡堂百話
野村 胡堂
Leggi 胡堂百話 (こどうひゃくわ) di 野村 胡堂 (のむらこどう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 124.386 caratteri · 248 schermate
コレクション
外国語にも、幾分の違いはあるだろうが、日本語ほどに、ひどくはない。
漢字制限も、現代カナづかいも、音訓表もいいけれど、私は、この問題の方が先決でなければならぬと思う。口語体という名前の文章形式で、ものを書き、日常の生活では、それと違った口調で、ひとと話している。私のあります調は、誰も同調してくれないけれど、私一代は、なんといわれても、これでやり通すことにした。
「銭形の文章が、どうも、おかしいという人があるが、あれが、本当の口語体ではないか。キミは、その方の専門家だが、言語学の方からどう思うか」
と、旧友の金田一博士に議論を吹っかけたら、ろくに聞いてもくれないで、
「うん。その通り、その通り」
と、面倒くさそうに合槌を打った。
コレクション
戦後のことである。
元の大名華族の某氏が来て、武鑑を見せてほしいという。何にするのかときいたら、戦災で系図を失った。それをもう一度、作るのだという。
私の二千冊足らずのコレクションから、どの程度に権威のある系図が再製されたかは知らないが、戦後は武鑑というものが非常に、手に入りにくくなった。私の三十年間の収集も、今では、可なり、自慢に価するものではないかと思っている。