일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ)

山の憶い出 上

木暮 理太郎

木暮 理太郎의 山の憶い出 上(ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 284,014자 · 565화면

아오조라 문고

塩山から青梅街道を柳沢峠に向って行く途中、石切場附近のとある人家の前の石垣に腰を掛けて、針で刺すように冷い朝風に吹き曝されながら、ほのぼのと明け行く雪の山を眺めていた三人連れの草鞋履きの男があった。身長の高い一人は洋服を着て背嚢を背負った上から二重廻しを引掛けている。一人は綿入れを着て同じく背嚢を背負って懐手をしている。もう一人は背嚢代りにカバンを下げた三人中の小男で、黒のマントに包まれて鬚だらけの顔を出している様子は、どう見ても悟りのひらけない達磨の出来損いである。手には払子の代りに蝙蝠傘を持っている。

「ヤア壮んだな、オイ悪沢悪沢、聖、上河内、アリャ笊さ、ワッハッハッハッ」

洋服の人が両手を拡げて躍り出す。

薄靄の罩めた甲府平原には、まだ夜の色が低くさ迷うているが、雪に降り埋められた西山一帯の高い峰は、北は駒ヶ岳から南は聖、上河内、笊ヶ岳に至るまで、早くも曙の色に染まって、叩けば響くような大気の中に薔薇色の肌が宝玉の光を放っている。三人は夫を見て騒いでいたのだ。其騒ぎが余り大きいので、とうに起きて火を焚いていたらしい家の中からどてらを着た男が出て来て、