일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ)

山の憶い出 上

木暮 理太郎

木暮 理太郎의 山の憶い出 上(ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 284,014자 · 565화면

아오조라 문고

附記

立山後立山両山脈の南半に加えて、槍穂高の連嶂と常念山脈とが、北に向っては黒部及高瀬の二峡谷を擁し、南に向っては梓川の深谷を抱いて、殆ど相並行して洪濤の捲き起るが如き長大なる山脈を縦観するところ、幾多の峰頭は著しく痩せて尖り、しかも山体は肩のあたりから急に左右に拡張して、全山の重量が横にはみ出そうとしている。それを太い青竹を撓めたような膨らみを持った弾力ある曲線でグッと引きしめ、彼と是との力が平均し融合すると共に、徐ろに之を縦ってその趣くところに赴むかしめたのがあの如何にも落付きのある坐りのいい裾の線だ。薬師岳の大山体は、近い丈に一層其感が深い。

附記

この記行は前中後の三回に分ち、『山岳』誌上に掲載する目的で起稿したものであった。しかし第三回分は強いて之を載せる必要がなくなったので、本項は執筆半ばに至らずして中止し、以下の「赤牛岳と黒岳、野口五郎岳の連峰、高瀬川に下る」等は、目次に掲げたのみで全然着手していなかった。今是等を補足することは殆ど不可能である。さりとて全部之を捨て去るに忍びないものがあるので、未完のまま茲に収め、其後の行程を附記して単に欠けたるを補うことにした。