후리가나로 읽는 일본 고전
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ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ)
山の憶い出 上
木暮 理太郎
木暮 理太郎의 山の憶い出 上(ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 284,014자 · 565화면
兎岳
丹後山からは四十分の距離で、小沢岳からならば約十一時間を要する。先ず一日の行程であろう。五十沢方面からは栃ノ木沢を遡れば其支渓を辿って直接頂上に出られよう。それでも傾斜が急であるから、最奥の部落清水瀬あたりを出発点としても、二日は懸るものと見なければなるまい。
兎岳
輯製二十万の日光図幅に拠れば、大水上山の位置と思われるあたりに鶴ヶ岳の名が記入してある。其の東方の白沢岳とあるものは平ヶ岳に、其北微西に在る大平山というのは兎岳に、共に相当しているらしい。この鶴ヶ岳は何処の称呼であろうか、上州方面では絶えて其名を聞くことがない。高頭君は「平ヶ岳登攀記」(『山岳』第十年第三号所載)に於て、越後方面の名なるが如しといわれ、且それが五万分一図の景鶴山と同一のものと記載されている。鶴ヶ岳と景鶴山とは果して同じ山であるか、私は之を判断す可き一の材料を有していない。但景鶴山は上州戸倉の称呼で、書上には形状鶴の彳むが如しとあって、恰も形に因て名付けたように書いてあるが、『藤原温泉記行』には平鶴山となっている。これは勿論ヒラヅル山ではなくしてヘエヅル山であろう(上州の俗イをエと発音す)。