후리가나로 읽는 일본 고전
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ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ)
山の憶い出 上
木暮 理太郎
木暮 理太郎의 山の憶い出 上(ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 284,014자 · 565화면
此瀑を通過してから左の尾根に取り付いて、石楠を押し分けながら三十分も登れば国境山脈の切明に出られる。大略三時間の登りと見れば大差はない。
国境山脈から梓山へ出るには、梓川の谷を指して木立の中を好い加減に下って行けば、二十分かそこらで梓川の岸に出る。其処には側師の通行する立派な路がある。自分等は国境山脈を三時半に出発して六時に梓山へ着いた。其時は可成急いだのであるが、三時間あれば不足はあるまい。
釜沢と信州沢との間の尾根にも路がある。登り口は少し分り憎いが、若し発見出来なかったならば、釜沢の瀑の手前から危くない崖を攀じ登って、左へ振れて行けば必ず路へ出られる。二時間で頂上の一角、更に二十五分の後には最高点二千二米の絶頂、夫より下って又登り、小隆起を三つ四つ上下して、左手に国境山脈が近く見える頃から左に山腹を搦んで谷らしい窪に出で、真直ぐに一町も登ると国境山脈の鞍部、丁度東股ノ頭(二千二百七十一米六の三角点ある峰)を東北に向って下り切った処に達する。更に其道を信州側に下って行けば、梓川に沿うた路と合して梓山に行かれる。落葉松窪というのは此処であろうと思われる。