일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ)

山の憶い出 上

木暮 理太郎

木暮 理太郎의 山の憶い出 上(ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 284,014자 · 565화면

아오조라 문고

そして偶然ホラノ貝へ下り込んで泊ったのである。二度目には鶏冠谷の入口から左岸に路のあることを知って、広河原まで二時間許りで行くことを得た。然し此路も去年より一層分り悪くなったようである。岩の上に積った落葉などは其儘濡れ腐ってはや半は土に化している。本年はまだ誰も通った人は無いらしい。其処を登ってからも右に行く路と離れて河に沿うようになってからは、笹が掩い被さって来たし、崖に寄せ掛けた丸太なども朽ちて危ないのがある。もう年々壊れる一方であろう。広河原には冠君の話に拠ると河原から少し離れて鶏冠山の側に、二、三人は泊れる岩窟があるとのことである。広河原からまた河原を伝って二十分足らずで小屋に着いた。いつもは三十分程かかったのであるが、満一年間寝足にして置いた割合には存外早かった。四時十五分である。

小屋は昨年よりも綺麗になっていた。入口に林区署員の外猥りに入る可らずという意味のことが立てかけた板に書いてある。去年は見なかったものだ。已むを得ないから片隅を借用することにした。田部君は夕食の支度にかかる。私は燃料を集めた。鉈も鋸も邪魔だから持って来なかった。