일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ずいひつ みやもとむさし

随筆 宮本武蔵

吉川 英治

吉川 英治의 随筆 宮本武蔵(ずいひつ みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,786자 · 278화면

아오조라 문고

まさか十八歳ではあるまいが、また決して六十や七十の老熟円満な人物の試合ぶりとも見えないのである。細川藩でも、実際にそんな少年であったり、老先の短い老人であったら召抱えもしまいと思う。武蔵としても、あの試合は、自分から進んでやった試合でもあるし、殊に公開された勝負であるから、相手が、老人や少年なら望みもしまいし、またやっては不利である。勝っても不利な試合などを胸中常に兵法のある武蔵が進んでやる筈はないと思う。

では、小次郎の年齢は何歳ぐらいに見るのが至当かという問題になる。すでに巌流という一派を独創して、諸国に名も聞え、細川三斎が招いて抱えた程な人物とすれば、どうしても三十歳以後ではあるまい。しかしそうなると小次郎が富田勢源に師事したという諸説は空文になるが、僕の考えでは、勢源と小次郎とは、半世紀以上も時代がちがうから、直接の門弟ではなく、その系流の誰かに学んだのが、流祖勢源の直弟子のように後に誤記されたのではなかろうかと思う。

そう考えてゆくと、勢源の実弟治部左衛門は、豊臣秀次に刀術を教えているし、その門人山崎与五郎という上手は、富田家の聟になって、後に前田利長に仕え、末森の後巻に勇名をあげている。