후리가나로 읽는 일본 고전
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ずいひつ みやもとむさし
随筆 宮本武蔵
吉川 英治
吉川 英治의 随筆 宮本武蔵(ずいひつ みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,786자 · 278화면
小倉紀行
小倉碑
ただ、遺骸には六具の甲冑を着せて、それを君公の御参覲遊ばす街道のかたわらに埋めていただければ辱い。生前の御恩にこたえ、せめて、地下から細川家の御安泰をおまもりしたいから」
という程度の遺言をしたものと、私には考えられる。武蔵の生活や四囲の事情など、いろいろな方面から推してみて、現存している引導石は、非常に意味のふかい、また武蔵最大の遺物として興味のあるものだと思った。
小倉紀行
小倉碑
武蔵餅という看板が目につく。甘酒だの五目飯などひさいでいる腰掛茶屋で、そこは門司から小倉への中間ぐらいな大道路の傍らで山というほどでもない小高い丘の登り口にある角店である。
その前に、自動車をおいて、私たちは延命寺山へ登って行った。閑静な住宅地のあいだに、土産物屋だの茶店など入り混んでいる坂や石段を踏んで行く。
桜の木が多い。上は小公園になっている。冬なので私たちのほかに人影もなかった。茶店もあらかた閉まっている。その茶店と茶店の二軒に挟まれて、崖の下の低いトタン屋根と並んで、巨大な平石が屹立していた。何となく台石へ登って背競べを唆られるような高い碑である。それが、武蔵の死後九年目の――承応三年に養子宮本伊織が建てたという著名な武蔵碑なのである。