후리가나로 읽는 일본 고전
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ずいひつ みやもとむさし
随筆 宮本武蔵
吉川 英治
吉川 英治의 随筆 宮本武蔵(ずいひつ みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,786자 · 278화면
島原役における彼の書簡 ――終戦後世に出た有馬家文書中の一資料
文意によれば、武蔵自身「――兵法など教へあるが如く無きが如く」と微妙な云い方をしている。いわば弟子でもあり弟子でもないといったような関係らしい。しかし「年来」といっているから、熊本に来る久しい以前からの仲だったには間違いない。いずれにしても、彼と生活も共にしたり、或は、遊歴中にも同行していたような一人物ではなかったかと想像されるのである。
宛名の寺尾左馬という人物も、自分には心当りがない。細川家の藩老、寺尾孫之丞勝信、また信行などの同族の人で、しかも熊本を離れた知行地に在任の者でもあろうか。そんな考えもうかぶが、あてにはならない。宿題として、なお他日再考してみる。
島原役における彼の書簡
――終戦後世に出た有馬家文書中の一資料
書簡と武蔵との、概念をいうために、本題がすこし横道へ反れたが、さて、自分がこれから説こうとする新発見の一書簡は、つい本年(昭和二十五・春)たまたま、吉野村の茅屋へ来訪された未知の一青年が、無造作に、一括した古文書と共に、風呂敷づつみから出して、「ひとつ、鑑ていただきたいのですが……」と、示されたものだった。
いろいろ話しているうちに分ったのであるが、この人は、もと有馬家などへ出入りしていた青山学院附近のS古書店の息子だった。