일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ずいひつ みやもとむさし

随筆 宮本武蔵

吉川 英治

吉川 英治의 随筆 宮本武蔵(ずいひつ みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,786자 · 278화면

아오조라 문고

讃甘から巌流島へ

備中守貞弘というのは怖らく無二斎の主筋にあたる竹山城の新免氏一族の末であろうと考えられる。そして以上の系累書でもわかる通り、宮本家の先祖平田将監が、主君新免氏の娘政子を妻に娶っているので、新免家と宮本家とは主従であると同時に姻戚の間がらでもあったわけで、過去帳の同列に記載されてあったのも、そんな関係から、ほとんど一族として寺では扱っていたものであろう。

後年、武蔵の自筆の手簡や文書などには、宮本姓を書いたり、新免姓を名乗ったりして、両方を用いていたらしいが、新免武蔵も宮本武蔵も勿論同一人で、従来はその理由をただ、父の無二斎の代に功があって、主人の姓を許されたのであるというだけにしか止まっていなかったが、これでみると、血縁的にも新免氏を称する理由が明白に証拠だてられている。

讃甘から巌流島へ

雨の中を迎えに出てくれた人達は、そこからまた、私たちを讃甘村小学校まで案内して、校舎の階上へあがり、茶菓子を出して、こもごもに遠来の労を犒らってくれるのだった。

純朴な人々ばかりである。中には紋付袴で慇懃を極める人もあって、野人の私は尠からず恐縮したが、そのなかに本位田兵之助という名刺を示された人がある。