후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ずいひつ みやもとむさし
随筆 宮本武蔵
吉川 英治
吉川 英治의 随筆 宮本武蔵(ずいひつ みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,786자 · 278화면
牧野博士は、宮本村の一つてまえの大原の産だから土地に詳しい。自動車の行く道にそって流れているかなり大きな河が、あなたの小説に描かれている吉野川ですと教えてくれる。それからまた、折角お出でになるんでしたら、小説に書く前に来て、実地を踏んで置かれたらよかったですなあ、との言葉に私は、
「いや、胸中山水だからよいのですよ。耕地整理みたいに、余り歩いてしまうと、かえってああは書けなかったかも知れません」
と、負惜しみをいう。
山を縫い山を繞り、やっと宮本村に着く。つい宮本村と私もここに誌すし、土地の人もそういっているが、正しくいえば以前は吉野郡宮本村だったのが、今では讃甘村大字宮本と改められているのである。
その宮本村附近は、どっちを向いても山で、平面の耕地は甚だ少ない。しかし山は嶮峻でなくそう高くなく、線の和らかい所に、北陸や信州あたりの山国とちがう平和な明るさがある。
吉野川は山の腰を繞って、畑や水田の間を蜿ってゆく、この流れも河原もきれいで、神社の森、小学校の木造建、役場の白い壁などが点綴している。私は、自動車を降りて眺めた瞬間に、自分でも驚いた。