후리가나로 읽는 일본 고전
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ロザリオのくさり
ロザリオの鎖
永井 隆
永井 隆의 ロザリオの鎖(ロザリオのくさり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 107,351자 · 213화면
けちんぼ
「では──私たちのは?」
「文化を創作する生活だ、ぼくたちは文化の生産者なんだよ」
「──ほんとに、そうだわ」
妻は急にほがらかになって、ミシンをコトコトとふみはじめた、ぼくは刑務所製の机に向かいラウェ斑点の計測にとりかかる……文化の生産工場、六畳の間に、はだぬぎむこうはちまきの原子医学者と、アッパッパのデザイナーが脳に汗をかきながら働いている――
──その妻も死に、六畳の間も机も焼け、焼け跡のバラックに戦災者毛布にくるまり廃人の身を横たえているいまの私だ。こんなざまでありながら、私はやっぱり文化人だと自ら信じている。それは毎日論文を書き続けているからである。
けちんぼ
けちんぼは世の人から爪はじきされる。
このごろは主食の値が高くなって農家のふところには紙幣がどんどん流れこみ、一尺祝いというものをやるそうな。百円札を重ねて一尺の高さになったら家内集まって大祝いをやるという。なるほど一尺の高さにまでためるのはひと方ならぬ苦労だったろう。そしてまたこれを盗まれぬように減らさぬようにするのもこれからひと苦労であろう。
一尺祝いが悪いと言うのではない。問題はそれをどんなに使うかにある。