후리가나로 읽는 일본 고전
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ロザリオのくさり
ロザリオの鎖
永井 隆
永井 隆의 ロザリオの鎖(ロザリオのくさり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 107,351자 · 213화면
むかし
将校は飛行隊付の従軍司祭で、やはりフランシスコ会員だった。腰をかがめ、中をのぞいてみて、聖マリアの白い像を見ると安心したように微笑した。
私はあたりの家をひとつひとつ説明する。あれは生き残った三人の少年が建てたのです。あれは父と娘と二人で建てたのです。あそこはもと十一人家族でしたが……
若い夫婦二人でさかんにトタンを打ちつけている小屋が見える。新妻が丸太の上に足をふんばってトタンを押しつけ、それを夫が口やかましくなんとかかんとか指図しながら釘づけにしている。風が吹きさらすものだからトタンがあおられてお嫁さんも苦心さんたんである。あのトタンを夕方までにかむせてしまえば今夜から住まえるだろう。
「オオ、スイート・ホーム」
そう言って従軍司祭ははるかに祝福を送った。
むかし
日がかげったのでカヤノはまた小屋の中にもどって、私の横へもぐりこんだ。目やにに汚れた顔を見ると、しみじみ落ちぶれたのを感じる。私の腕をまくらにひとり語り──。カヤちゃんのおうちは障子があったねえ。お二階もあったねえ。おえんがわもあって、ぼたんが咲くと、おえんがわでお客さんとお茶を飲んで、おかあさんがいたねえ。