일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ロザリオのくさり

ロザリオの鎖

永井 隆

永井 隆의 ロザリオの鎖(ロザリオのくさり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 107,351자 · 213화면

아오조라 문고

水瓜

「汝らが我が最も小さき兄弟の一人になしたるところは事ごとにすなわち我になししなり」

天主に奉仕し奉献する心で、小さき者になすことが、神のみ心にかなうから、超自然の幸福を与えられるのである。小さき者になすはすなわち神になすと知れば、「施す」などという態度はとれないはずであった。

ディール船長が私にコーヒーを送ったのは施しではなかった。いわんや日本が好んで用いた宣撫でもなかった。それは単純な友愛のあらわれであった。国境を感ぜず、戦勝民族、敗戦民族の差別を意識せず、未知にして再会もしない間柄も忘れ、ただ、単純に「汝ら相愛せよ」というキリストの教えをそのとおり実行したのにすぎなかった。

水瓜

春の終わりごろから私の体中にむくみが現われた。むくみが出るようになれば病人も長くはもたぬものだなどと台所のひそひそ話も耳にはいる。死相が現われたのかなと鏡をのぞいて見ると、私とも思われぬ、ふくれまんじゅうのような無気味な顔が手鏡いっぱいを埋めている。荒壁のそとを、ごうっと鳴っては生ぬるい嵐が過ぎる。いやだなあと思った。

聖母の騎士中学の田川先生が見舞いに来て、むくみには水瓜がよいそうだからなんとかして一つ手に入れて参りましょうと約束した。