후리가나로 읽는 일본 고전
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ロザリオのくさり
ロザリオの鎖
永井 隆
永井 隆의 ロザリオの鎖(ロザリオのくさり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 107,351자 · 213화면
妻は夫をはげまし、母は子に言いきかせ、天国で相会う日をたのしみに喜び勇んで捕らわれました。
その日は雪が降っていました。
着のみ着のまま、頭に白布をかむって家を出た信者はあの村落この村落から集まって次第に大きな列となり、声をあわせて祈りをとなえながら大波止さして追い立てられました。雪はこの羊の群れの上に舞っていました。大波止に着くと、二百九匹鹿児島あずけ百十匹備前岡山あずけと、犬扱いに、手当たり次第髪をつかんでは団平船の中に投げこまれ、夫は広島に、妻は金沢に、子供は松山にというふうに、はなればなれに積みこまれてしまいました、そしてこれを国々に流したのでございます。
内訳をあげれば四国の高知に百十四人、松山に六十九人、高松に百二人、徳島に百十二人、中国の松江に八十七人、岡山に百十四人、姫路に四十五人、広島百九人、鳥取百五十五人、津和野九十三人、福山に六十六人、九州の鹿児島に二百九人、福岡二百三十四人、そのほか名古屋百七十九人、津百人、金沢五百二十五人、和歌山二百五十六人、郡山八十八人、大聖寺八十三人であります。
各藩ではキリシタンの改宗にいじめたり、すかしたり、おだてたり百方手を尽くしました。