후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ロザリオのくさり
ロザリオの鎖
永井 隆
永井 隆의 ロザリオの鎖(ロザリオのくさり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 107,351자 · 213화면
ねずみ星を知らず
よ! 強く正しくほがらかに生き抜く孤児になっておくれ、誠一よ、カヤノよ!
こう祈り、こう考えて、むごいけれども誠一を御地に残しているのでございます。
だが、しかし
池田先生
私は誠一をまくらもとにおきたい。朝も昼も夜もあの小さい顔を見ていたい。声も聞きたい。柔らかい手で足をさすってもらいたいのです。あといくら生きるものやら、日いちにちと迫るにつれ、その短い月日をこそ父と子と一つ部屋に暮らしていたい念が強くなって参ります。土曜の夕方「ただいま」と叫んで帰って来、日曜の朝教会のミサにあずかり、一日を私の看病に過ごし、月曜の朝まだ暗いうちに「行ってきます」と元気よく出て行く。やがて誠一の乗った一番列車の上る音が過ぎて、聞こえなくなったとき、私はふっと妻の霊魂が怒っていやしないかと思ったりします。
ねずみ星を知らず
まくらもとに、ききょうをいけた日だった。秋月医学士がいつものとおり風に吹かれる木の葉のごとくすうっと入って来て、足の止まったところにあぐらをかき、私の顔を見おろすなり、にっと笑った。畳の上においたカバンから聴診器のゴムが二本のぞいている。あげまきという貝を私は思い出した。