후리가나로 읽는 일본 고전
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したやそうわ
下谷叢話
永井 荷風
永井 荷風의 下谷叢話(したやそうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,971자 · 246화면
卜居の作に、「黄鳥迎人著意啼。新春恰好寄新棲。片茅盖頂無多地。断木※(「てへん+掌」、第4水準2-13-47)門有小蹊。咸籍流風聯叔※。機雲廨舎占東西。蘆簾掲在梅花外。只欠斉眉挙案妻。」〔黄鳥人ヲ迎ヘテ意ヲ著メテ啼キ/新春恰モ好シ新棲ニ寄スルニ/片茅頂ヲ盖ヒテ多地無ク/断木門ヲヘテ小蹊有リ/咸籍ノ流風叔※ヲ聯ネ/機雲ノ廨舎東西ヲ占ム/蘆簾掲ゲテ梅花ノ外ニ在ルモ/只欠ク斉眉挙案ノ妻〕この律詩に毅堂はいまだ妻を娶らざることを言っているが、しかし翌年九月には児を挙げているので、わたくしは毅堂の結婚した時を御徒町卜居の後半年を出でざるものと推測する。
毅堂は御徒町の新居を名けて遷喬書屋となした。御徒町は南の方和泉橋に出る街路なので、泉橋の二字を代えて遷喬となしたのであろう歟。あるいは下谷の語を取って幽谷となしたのであろう歟。いずれにしても孟子滕文公の章句に拠ったのは言うまでもない。安政二年九月ここに生れた鷲津文豹翁の語るところによれば遷喬書屋は現時下谷区御徒町二丁目、電車停留場の西側に当るあたりだという。されば枕山が三枚橋の考詩閣と相隔ること僅に一、二町の処にあったわけである。