후리가나로 읽는 일본 고전
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ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ)
山の憶い出 上
木暮 理太郎
木暮 理太郎의 山の憶い出 上(ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 284,014자 · 565화면
其中で南に在るものは稍大きく、水も飲料に差支ない程度に澄んでいる。池の囲りには小岩鏡、御前橘、石楠、姫石楠、イワハゼ、珍車、岩高蘭、立山竜胆、蔓苔桃、麒麟草、猩々袴、鷺菅などがあり、殊に毛氈苔と白山小桜が美しい。此辺は一体に水苔の床であるらしく、二尺近く掘っても土は出なかった。大きな池から南に下ると三日月形の大残雪がある。そこだけは花崗岩の※爛した砂地で、雪消の跡にも草は生えない。それから南へ暫くの間は、尾根も広く草地続きで、白山小桜と毛氈苔に取り巻れた小池が至る所に存する。中には浮島があって、知らずに飛び乗った拍子にすういと動き出して人を驚かしたことなどもあった。
平ヶ岳は高頭君に依りて記文や写真が発表されて以来、登山者の注目する所となり、大正九年には私達の外に宮川君が登山されている。同君は七月二十日に銀山平の清水を立って、其日は中ノ岐川と西ノ沢との合流点附近に野営し、翌二十一日午前六時に出発、中ノ岐川を遡り、午後三時には三角点に到着したそうであるから、此登路は案外楽であるように思われる。又昨十一年には一高旅行部の浜田君の一行が藤原から水長沢を遡って之に登られた。