일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ)

山の憶い出 上

木暮 理太郎

木暮 理太郎의 山の憶い出 上(ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 284,014자 · 565화면

아오조라 문고

、第3水準1-84-92)ぐるものあるに至る、其間雪よりも白き山百合の露を帯びて咲き残りたるは、唯これ仙女の笑を含みて立てるかと思はれ、白雲身をのせて徐々として登り行けば、天風衣を吹いて異薫身にしみわたり、清楚また人界のものにあらず、聞く山中の花木は豪健磊落なりと、今にして其言の謬らざるを信ず、吾曾て妙義の勝をたづね、之を攀づること前後三たび、深く山状の雄偉にして景象の変化あるに服せしが、是に至りて初めて駒ヶ岳の匹儔に非ざるを知りぬ。

小屋から左に坂を下ること二、三町、一段と大きな木立が繁り合っている場所に岩の間から清水が湧き出している。それを汲んで来て小屋の外にある中凹になった大きな岩に湛えてあった。石鼎としゃれた所以である。白い花は何であったか名を知らないので、茲でも復苦しまぎれに山百合を移植した。如何も漢文口調を真似ると悪い癖が出る。今ならば骨を折って嘘を書かずとも済むものをと、当時を顧みて苦笑を禁じ得ない。しかし小屋の前には実際山百合が咲いていたので、八月半に珍しいことだと訊ねて見れば、下から持って来た球を植えたものだとのことであった。

一時間近くも話し込んで、いざ出立しようと腰を上げた途端に、御免というて上手から入って来たのは年のころ、四十五、六、白布を鉢巻とし、身長六尺に近い大入道で、鼠色の行