일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ)

山の憶い出 上

木暮 理太郎

木暮 理太郎의 山の憶い出 上(ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 284,014자 · 565화면

아오조라 문고

衣に籠手臑当と見まごう手甲に脚袢、胡桃の実程もある大粒の水晶の珠数を襷のようにかけ、手に握太の柄をすげた錫杖を突き、背には重そうな笈を負うていた。行脚僧か修験者か知らないが名のみ聞く武蔵坊弁慶とはこんな人かと想わせる風体に、主も少なからず驚いた様子であるし、私は恐れて片隅から窃み見ていた。すると其人は主の汲み出す渋茶を啜りながら、私に声をかけて、上りか下りかと聞く、上りと答える。夫は若いのに感心だ。この先で頂上の近くに崩れがある、そこで路が途切れているから気を付けなさいと注意して呉れた。見懸けによらず親切なのに安心して、失礼ながらと身の上を尋ねる。ハハア俺かと笑を含んで可なり詳しく話して呉れたのであったが、其当時書き留めて置かなかったので殆ど忘れてしまったのは、今思うと誠に惜しいことをしてしまった。

其人は何でも尾張の春日井郡の者で、十年ばかり前から日本全国の神社仏閣の参拝を思い立ち、今が三度目とかの途中であるとの事であった。そして参拝した社寺では、必ず捺印して貰うことにしている。それも登山したものは頂上の印を押すのであるが、其印を備えて無い山が多い。