후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ)
山の憶い出 上
木暮 理太郎
木暮 理太郎의 山の憶い出 上(ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 284,014자 · 565화면
翌年冠君が霧の為に沢を右に取って木賊山に出られたのは、この右の沢を上られたのではあるまいか。鶏冠山の側に可なり大きな雪渓の喰い込んでいるのを見たのも亦この途中であった。
闊葉樹は次第に少なくなって、針葉樹の間に灌木状をなして散在するに過ぎない。それも春まだ浅く芽がほぐれ切らずにいる。草などは今漸く冬の眠から醒めてほの紅い角芽立ちを見せたまま々とふる春雨を待っているさまだ。しかし針葉樹林も真ノ沢の上流のように頭上が暗い程には茂っていない、余程明るい感じがする。十時十分、又一の瀑に出遇った。幅も高さも相応にあるが水は少ない。右側の枯草がしな垂れている崖を登ると思ったより楽に通過された。上は一枚の大磐石であって直ぐ左から一つの沢が合している。此は水止の東南にあるガレの下から発するものであるらしい。これから上は河床を辿って五、六町は歩いたろう、すると沢が二分して、水量も大さも殆ど同じ位である。そして其間の尾根は非常に幅が狭く、而も一町位の先で終っていそうに思えた。それでこれは一つの沢に抱かれた島のようなもので、どちらを取っても間もなく一緒になると想像して、左に入って暫らく行って見たが、一つになる様子はない。