후리가나로 읽는 일본 고전
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ずいひつ みやもとむさし
随筆 宮本武蔵
吉川 英治
吉川 英治의 随筆 宮本武蔵(ずいひつ みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,786자 · 278화면
大勢の門下を連れ、厳しい弓具や物々しい騎馬旅装を引っ提げて、権門を叩いて、射芸の宣布に努めて諸国を歩いたとある。――しかしこういう旅行者も、やがて、後の流行時代には、総じて武者修行の名をもって呼ばれるようになった。
都新聞の学芸部長であった作家の上泉秀信氏は、上泉伊勢守の後裔だと人から聞いていたので、或る時、
「何か武道に関する伊勢守の古い文献でも残っておりませんか」
と、お訊ねしたところ、田舎の兄の家には、何かそれらしい物があったように思うが、自分は見たことがありませんとの話だった。
その伊勢守や、塚原土佐守(卜伝)などが現われた天文、永禄、元亀の戦国初期になると、もう武道は社会の一角面に確立し、それを奉ずる兵法者という専門家の地位も明らかに出来ていたようである。
鎌倉の僧慈音だの、その門から興ったといわれる中条流の中条兵庫助だの、念流の樋口家だの、また、剣法中興の人と伝えられている天真正伝神道流の飯篠長威斎などいう人々は、すべてその事蹟明らかでないが、卜伝、伊勢守などの興った天文、永禄よりはずっと以前、室町の中世期において、発祥の光鋩を曳き、そして歿し去っている先人達であった。