후리가나로 읽는 일본 고전
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ずいひつ みやもとむさし
随筆 宮本武蔵
吉川 英治
吉川 英治의 随筆 宮本武蔵(ずいひつ みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,786자 · 278화면
それも自分は会場で見ていないので、今出品目録を出してみると、
賜天覧武蔵所持之刀 熊本島田家蔵
と、だけあって、作銘寸法などわからない。
天覧を賜わった物とすれば、これも武蔵の愛刀の一つとして、相当な根拠のあるものであろうが、僕の記憶からさがし出すと、この他にもまだ武蔵の持っている刀として伝えられているものはかなりある。
八代聞書の記載に依ると、
武蔵ノ常ニ佩キシ刀ハ、伯耆安綱ナリシ由、然ルニ熊本ニ来リテ後、沢村友好(大学)ノ世話ニナリタリトテソノ刀ヲ礼トシテ贈リタリ。今モ、ソノ刀沢村家ニ在リ。
武蔵、夫ヨリ後ハ、佩用トシテ、武州鍛冶和泉守兼重ヲ用ヒキ、兼重ハ臨終ノ際、長岡佐渡ノ家ヘ遺物トシテ贈ラレ、脇差ハ遺言ニマカセ、播州ヘ送リ届ケシト云フ。
とあって、これで見ると、熊本へ来る以前の遍歴中は伯耆安綱を差し、死ぬ前の数年間は、武州物の兼重を帯びていたことになる。その兼重を、武蔵から遺物に送られたという長岡佐渡というのは、細川藩の家老で、今の松井男爵家の先祖である。
孤独だったせいか、武蔵は路傍の子どもを愛し、客を愛し、また老成した者より若い者を欣んだらしい風がある。