일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ずいひつ みやもとむさし

随筆 宮本武蔵

吉川 英治

吉川 英治의 随筆 宮本武蔵(ずいひつ みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,786자 · 278화면

아오조라 문고

沢庵は、花と並んで茶が好きであったらしく、機会あるごとに忠利から贈られる茶を、千金の宝の如く珍重している。また、季節の果物や国々の名産など、沢庵のわずかな欲望を驚かす数々の贈り物が、絶えず忠利から届けられた。

これらの好意に対する沢庵の喜びと感謝の表情は、忠利に宛てた書面の随所に見られるのである。

従是可申入之処、遮而尊書御報に罷成候。如仰昨日者、さはりなく終日申承、本望此事に候。短日之故惜暮計候つ。近日以参可申入候条、抛筆候、

一日の短きを惜しみつつ、風流の話、治民の話、武道の話など、それからそれへと語り暮したのであろう。中にも、話題の中心は、やはり道についてであった。忠利は真摯な求道者として沢庵の高示を仰ぎ、沢庵もまた、忠利を教え導くにあらゆる努力を吝しまなかった。

御礼存。先頃者忠庵迄、乍恐伝語申候つる。御帰国前には、必一日可申承候。於御尋者、可為本望候。一冊静に可被成御覧候。御合点不参所候はゝ、貴面に又々可申入候也。

諄々たる沢庵のさまを見るべく、孜々たる忠利のさま見るべし、である。

二人はまた能楽に一日の歓を尽すこともあった。

追而申候。昨日之松風、近比見不申候面白能にて候。