후리가나로 읽는 일본 고전
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ずいひつ みやもとむさし
随筆 宮本武蔵
吉川 英治
吉川 英治의 随筆 宮本武蔵(ずいひつ みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,786자 · 278화면
台石を除いて、高さ一丈三尺余、横幅は広い部分で六尺から四尺ほどあるという。仰ぐと、碑面の上部に大字で、
天仰
意相
円満
兵法
と劃彫りに記してあって、その下部一面に、約千二、三百字の春山和尚の撰文が刻んである。
碑文は余りに有名だし、多くの武蔵関係書にも紹介されているからここには略しておくが、上部の八字の題字には、武蔵の円明二刀の心境がよく象徴されていると思った。この碑も、明治二十年前までは、小倉城下の田向山の宮本家菩提所にあったものを、同地に陸軍の砲台構築が計画された折、ここへ移し換えられたものだという。
その石碑移転の際に、人夫が碑の下を発掘したところが地下から備前焼の大甕が出て来て、甕の石ブタを取り除けてみると、端坐した人間が、在世の姿のまま澄んだ水に浸っていたという話が残っている。
この話は、そう古くないことだし、前述の田向山というのは、小倉街道の――この地方称では鳥越街道という往還にも当り、参覲交代の諸大名が通過の折など、その供槍の者が槍を伸ばして碑の高さを計ったものだとかいう伝えもある。そして小笠原家の家臣宮本伊織が拝領して碑を建てた土地なので、拝領山ともよばれ、同家累代の墓所もそこにあったという。