후리가나로 읽는 일본 고전
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ロザリオのくさり
ロザリオの鎖
永井 隆
永井 隆의 ロザリオの鎖(ロザリオのくさり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 107,351자 · 213화면
しからば隠れたるに見給うなんじの父はなんじに報い給うべし。──なんじら己のために宝を地にたくわうることなかれ。ここには、さびとしみと食いやぶり、盗人うがちて盗むなり。なんじら己のために宝を天にたくわえよ。かしこには、さびもしみもやぶらず、盗人うがたず盗まざるなり。そは、なんじの宝のあるところに心もまたあればなり」
ガリレヤの山上でイエズスはこう群衆に教え給うた。私は無料診療の報いをこの世においてすでに得て、焼け跡に家を建ててもらったが、天国にまだ宝を積んでおらないのだから天国において天にまします父より報いを受ける望みはなくなったのである。報いとして得たこの家、この寝巻きもあといくらの月日私の宝であるのやら──。私は天国へ行ったら素寒貧だ。今となっては善業をする体力もない。
私は私の前にラッパを吹いたのだった。右手のなすところは左手どころか群衆に見せびらかしてやったものだ。教会の事業として、神のご光栄のためにと口では宣伝していたけれども事実は私の事業として、私の名誉のために行なっていたのである。教会の名を利用し、神をだしに使って私の名を売ったのだ。