후리가나로 읽는 일본 고전
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したやそうわ
下谷叢話
永井 荷風
永井 荷風의 下谷叢話(したやそうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,971자 · 246화면
然るに一たび星巌の西より還り来って江湖旧社の跡を尋ね、更に吟社を興すに逮んで玉池の名は復び詩人の間に言いつたえられるようになった。わたくしは星巌が移居当時の光景を想見せんがためその集より次の一首を摘録する。
「浚池畳石学幽棲。巷不容車門亦低。魚弄軽氷光瞥瞥。雲籠残日影凄凄。寒蔬儘有園官贈。鮮※(「魚+皀+卩」、第3水準1-94-46)何労膾手批。聞説摂船多運酒。也要一勺到吾臍。」〔浚池畳石幽棲ニ学ビ/巷ハ車ヲ容レズ門ハ亦低シ/魚ハ軽氷ヲ弄ビテ光瞥瞥タリ/雲ハ残日ヲ籠メテ影凄凄タリ/寒蔬ハ儘ク園官ノ贈ル有リ/鮮※(「魚+皀+卩」、第3水準1-94-46)何ゾ膾手ノ批ヲ労サン/聞説ク摂船多ク酒ヲ運ブト/也要ム一勺吾ガ臍ニ到ルヲ〕
この一首を見ても星巌の風土に対する観察の精緻であることが知られる。律詩の後半を仔細に味えば、お玉ヶ池の神田川に臨んで多町の青物市場に近く、また豊島町の酒問屋にも遠からざる近隣の景況がおのずから目に浮ぶ。
梁川星巌の声望は都門の青年詩人を一堂に会せしめ善く相交る機会をつくらしめた。大沼枕山が孤剣飄然として江戸に帰るや否や忽にして莫逆の友を得たのは重に星巌が吟社の席上においてである。