후리가나로 읽는 일본 고전
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したやそうわ
下谷叢話
永井 荷風
永井 荷風의 下谷叢話(したやそうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,971자 · 246화면
墨痕沈麝香。山僧成仏後。付汝鎮書房。」〔艮岳遺宝ヲ伝ヘ/端渓古硯ヲ見ル/千年斐※(「亠/興」の「具-目」に代えて「冖/且」、第4水準2-1-20)ヲ余シ/当日明光ニ向フ/筆影雲煙起リ/墨痕沈麝香ル/山僧成仏ノ後/汝ニ付シテ書房ヲ鎮メン〕梅痴上人は宣和硯を獲た当初より成仏の後はこれを枕山に貽そうと思っていたのである。梅痴は安政五年九月九日に没した。そして明治二十四年枕山の没した後稀世の古硯はその子新吉の売却するところとなった。しかし宣和硯の所在は今日といえども古硯を愛する好事の士に質したならあるいはこれを知ることができるかも知れない。
この年四月十三日に詩壇の耆宿を以て目せられていた館柳湾が目白台の邸に没した。年を享ること八十三である。南園上人は画工某に嘱して柳湾の肖像を描かせ岡本花亭に題詩を請い、六月十三日に詩友を北品川の正徳寺に招いて画像を展拝せしめた。枕山が始めて柳湾に謁したのは七年前天保八年であったという。この日枕山は「晩年最恨及門遅。杜牧当年鬢有糸。記得酒家楊柳句。一聯猶幸受公知。」〔晩年最モ恨ム門ニ及ブコト遅キヲ/杜牧当年鬢ニ糸有リ/記シ得タリ酒家楊柳ノ句/一聯猶幸ヒニ公ノ知ルヲ受ク〕の一絶を賦してその像を拝した。