후리가나로 읽는 일본 고전
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おうべいかっこく せいきょうにっき
井上円了・世界旅行記
井上 円了
井上 円了의 井上円了・世界旅行記(おうべいかっこく せいきょうにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 260,015자 · 519화면
その周遊の時日限りありて、詳細の視察は到底望むべからざるも、諺に「百聞一見にしかず」というが、余は「百読一見にしかず」と思い実地見聞の必要を認め、にわかに旅装を整え、まず豪州に向かいて発程す。本邦を去るに臨み、左の書簡をもって知友に告別す。
のぶれば拙者事、明治二十三年十一月より本年二月までに、前後二回全国を周遊し、御詔勅の聖旨にもとづき、修身道徳の大要を演述し、その開会の場所は、琉球、台湾、樺太、朝鮮、小笠原までを合わせ、八十七国、一千五百七十九市町村に達し申し候。なお今後も余命のあらん限り、引き続き全国各郡残る所なく、周遊巡了つかまつりたき志望にこれあり候につき、南洋および南米植民地の風教視察の必要を感じ、四月一日の便船にて、豪州へ向け航行つかまつるべく候(以下これを略す)。左の拙作三首を添う。
東去西来知幾年、壮心一片老逾堅、微衷聊欲レ扶二皇運一、遥上南洋万里船。
(東に行き西に行くこと幾年であろうか、一片のさかんな志をいだき、老いてますます堅い。わずかな忠心で少しでも国運の隆盛をたすけようと思い、はるかに南洋万里に向かう船にのったのである。)