후리가나로 읽는 일본 고전
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ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ)
山の憶い出 上
木暮 理太郎
木暮 理太郎의 山の憶い出 上(ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 284,014자 · 565화면
尤も八谷越を通らなくとも、洞元瀑から楢俣に沿うて魚釣の往来する径がある。狩小屋沢から上は谷も狭く両岸に岩石が露出し、殊に日崎沢には二、三の瀑もあるが、水量が著しく減ずるので、大した困難もなく尾瀬へ出られるそうである。近年関東水電で尾瀬から此沢に沿うて藤原に通ずる道を作るとの話であった。若し夫が実現された暁には登山者に取っても誠に便利な道となる訳である。が、恐らくこれも他の例と同じく話だけで終るのではあるまいかと思う。矢木沢に関しては特に記載す可きこともない。前クウリ沢というのは、標高千六百二十六米の天ヶ立の西北側から発する沢で、今は前グリウと呼ばれている。
奈良沢は楢俣に次ぐ大きな流で、而も楢俣と違って本流との出合は幅が広いから、出水の際は徒渉は勿論架橋も不可能である為に、山に入るにも山から出るにも、大雨が続くと之が為に喰止められることになる。支流の小繋沢も幽ノ沢と頡頏する大さで、本流と同様可なり奥まで魚釣が入り込むらしい。白檜渓というのが刃物ヶ崎の岩峡から発源しているが、これは其東側の岩巣から発して北流して小繋に合する沢のことであろう。果してそれならば今は日向倉の名で呼ばれている。