후리가나로 읽는 일본 고전
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ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ)
山の憶い出 上
木暮 理太郎
木暮 理太郎의 山の憶い出 上(ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 284,014자 · 565화면
と言われた嬢の言葉に全く恐縮して、一向に好意を謝するのみであった。午後九時頃であったろう。
「●三峠山頂の富士山」のキャプション付きの写真
●三峠山頂の富士山
翌十一日は空模様が怪しかったので、東毛無山(三峠山の南肩)の登山を止め、湖水を見物しながら船津まで来て、鉄道馬車にて大月に出で、其日の中に帰京した。
精進湖は南岸に堆積した磊珂たる熔岩塊が興味を惹くだけで、周囲の赤松林は一向に有難くなく、水の色も草色に近い。これは西湖も同様である。尤も精進から根場に至る間の青木ヶ原の一部は、初めての人には珍らしいであろう。それも鳴沢から大室山の南を通って人穴に至る道を知っている人には物足らないものである。本栖湖の外は周囲が余り拓けているので、山中の湖水という感じに乏しい。唯晴れた日に是等の湖水の北岸を通ると、絶えず秀麗なる富士の姿を頭上に仰ぎ、其倒影を湖心に眺めるのが他に見られぬ特色である。富士なくしては確に湖水の価値を牛ぱ以上も失わしめるであろうと思われる。(大正九年四月)
(昭和一〇、八『登山とはいきんぐ』)