일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ)

山の憶い出 上

木暮 理太郎

木暮 理太郎의 山の憶い出 上(ふえふきがわのじょうりゅう(ひがしさわとにしさわ))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 284,014자 · 565화면

아오조라 문고

惜しいことである。

温泉から三国峠へは二時間で楽に登れる。五月でも三国権現のお宮の前には五、六尺の残雪を見るのが普通であった。ここまで来たならば次手に右手の草原を辿って三国山の頂上まで登るがよい、唯一時間の辛抱であるから。この高さでこの位の雄大な眺望はそうざらにあるとはいえないと思う。

頂上は平で東西に長い。五月には未だ北裏に可なりの残雪があるので、石楠は葉を縮めて寒そうである。大蝦蟇が住んでいるので雨乞いすると屹度降るといわれている池なども笹と共に雪に埋もれている。北はすぐ前に渋沢山が大きく聳え、其後に平標山、仙倉山、恵比須大黒ノ頭、サゴーノ峰から小出俣岳に続く尾根が赤谷川の源流をぐるりと取り巻いて、崚※(「山+曾」、第4水準2-8-63)の大屏風を立て廻している。銀泥の雪と溌墨の岩とが自然に成った絵である。東には遠く利根川水源地の山々が膚は靄と溶け合って、雪だけが白くぼかし残されている、割合に近い武尊山は、砕けた波頭を全身に浴びた巨鯨に似ているともいえよう。

「●エビス大黒ノ頭のキレット」のキャプション付きの写真

●エビス大黒ノ頭のキレット

西は浅貝の窪地を隔てて雪を帯びた筍山が鼻のつかえる程に近くて高い。