일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

めいあん

明暗

夏目 漱石

夏目 漱石의 明暗(めいあん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 322,590자 · 645화면

아오조라 문고

三十八

「向うじゃくれないのか」

「くれそうもないな」

「どうにかして出させたら好いだろう」

「さあ」

一分ばかりの沈黙を破った時、彼はまた独り言のように云った。

「旅費は先生から借りる、外套は君から貰う、たった一人の妹は置いてき堀にする、世話はないや」

これがその晩小林の口から出た最後の台詞であった。二人はついに分れた。津田は後をも見ずにさっさと宅の方へ急いだ。

三十八

彼の門は例の通り締まっていた。彼は潜り戸へ手をかけた。ところが今夜はその潜り戸もまた開かなかった。立てつけの悪いせいかと思って、二三度やり直したあげく、力任せに戸を引いた時、ごとりという重苦しいの抵抗力を裏側に聞いた彼はようやく断念した。

彼はこの予想外の出来事に首を傾けて、しばらく戸の前に佇立んだ。新らしい世帯を持ってから今日に至るまで、一度も外泊した覚のない彼は、たまに夜遅く帰る事があっても、まだこうした経験には出会わなかったのである。

今日の彼は灯点し頃から早く宅へ帰りたがっていた。叔父の家で名ばかりの晩飯を食ったのも仕方なしに食ったのであった。進みもしない酒を少し飲んだのも小林に対する義理に過ぎなかった。