일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

めいあん

明暗

夏目 漱石

夏目 漱石의 明暗(めいあん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 322,590자 · 645화면

아오조라 문고

百二十三

車廻し、馬車廻しは無論の事であった。往来に面して建てられたと云ってもいいその二階作りと門の間には、ただ三間足らずの余地があるだけであった。しかもそれが石で敷き詰められているので、地面の色はどこにも見えなかった。

市区改正の結果、よほど以前に取り広げられた往来には、比較的よそで見られない幅があった。それでいて商売をしている店は、町内にほとんど一軒も見当らなかった。弁護士、医者、旅館、そんなものばかりが並んでいるので、四辺が繁華な割に、通りはいつも閑静であった。

その上路の左右には柳の立木が行儀よく植えつけられていた。したがって時候の好い時には、殺風景な市内の風も、両側に揺く緑りの裡に一種の趣を見せた。中で一番大きいのが、ちょうど堀の塀際から斜めに門の上へ長い枝を差し出しているので、よそ目にはそれが家と調子を取るために、わざとそこへ移されたように体裁が好かった。

その他の特色を云うと、玄関の前に大きな鉄の天水桶があった。まるで下町の質屋か何かを聯想させるこの長物と、そのすぐ横にある玄関の構とがまたよく釣り合っていた。比較的間口の広いその玄関の入口はことごとく細い格子で仕切られているだけで、唐戸だの扉だのの装飾はどこにも見られなかった。