일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

めいあん

明暗

夏目 漱石

夏目 漱石의 明暗(めいあん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 322,590자 · 645화면

아오조라 문고

八十七

そこへ先刻から心持ちに待ち受けていたお時がようやく帰って来たので、お延の蟠まりは、一定した様式の下に表現される機会の来ない先にまた崩されてしまわなければならなかった。

八十七

お時は縁側へ坐って外部から障子を開けた。

「ただいま。大変遅くなりました。電車で病院まで行って参りましたものですから」

お延は少し腹立たしい顔をしてお時を見た。

「じゃ電話はかけなかったのかい」

「いいえかけたんでございます」

「かけても通じなかったのかい」

問答を重ねているうちに、お時の病院へ行った意味がようやくお延に呑み込めるようになって来た。――始め通じなかった電話は、しまいに通じるだけは通じても用を弁ずる事ができなかった。看護婦を呼び出して用事を取次いで貰おうとしたが、それすらお時の思うようにはならなかった。書生だか薬局員だかが始終相手になって、何か云うけれども、それがまたちっとも要領を得なかった。第一言語が不明暸であった。それから判切聞こえるところも辻褄の合わない事だらけだった。要するにその男はお時の用事を津田に取次いでくれなかったらしいので、彼女はとうとう諦らめて、電話箱を出てしまった。