일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

めいあん

明暗

夏目 漱石

夏目 漱石의 明暗(めいあん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 322,590자 · 645화면

아오조라 문고

十三

大きな体をして」

津田は思わず去年の苦痛を思い出した。

「あの時は実際弱りました。唐紙の開閉が局部に応えて、そのたんびにぴくんぴくんと身体全体が寝床の上で飛び上ったくらいなんですから。しかし今度は大丈夫です」

「そう? 誰が受合ってくれたの。何だか解ったもんじゃないわね。あんまり口幅ったい事をおっしゃると、見届けに行きますよ」

「あなたに見舞に来ていただけるような所じゃありません。狭くって汚なくって変な部屋なんですから」

「いっこう構わないわ」

細君の様子は本気なのか調戯うのかちょっと要領を得なかった。医者の専門が、自分の病気以外の或方面に属するので、婦人などはあまりそこへ近づかない方がいいと云おうとした津田は、少し口籠って躊躇した。細君は虚に乗じて肉薄した。

「行きますよ、少しあなたに話す事があるから。お延さんの前じゃ話しにくい事なんだから」

「じゃそのうちまた私の方から伺います」

細君は逃げるようにして立った津田を、笑い声と共に応接間から送り出した。

十三

往来へ出た津田の足はしだいに吉川の家を遠ざかった。けれども彼の頭は彼の足ほど早く今までいた応接間を離れる訳に行かなかった。