후리가나로 읽는 일본 고전
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めいあん
明暗
夏目 漱石의 明暗(めいあん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 322,590자 · 645화면
百十六
内心の要求上是非共それを解決しなければならない彼は、実験の機会が彼に与えられない限り、頭の中でいたずらに考えなければならなかった。哲学者でない彼は、自身に今まで行って来た人世観をすら、組織正しい形式の下に、わが眼の前に並べて見る事ができなかったのである。
百十六
津田は纏まらない事をそれからそれへと考えた。そのうちいつか午過ぎになってしまった。彼の頭は疲れていた。もう一つ事を長く思い続ける勇気がなくなった。しかし秋とは云いながら、独り寝ているには日があまりに長過ぎた。彼は退屈を感じ出した。そうしてまたお延の方に想いを馳せた。彼女の姿を今日も自分の眼の前に予期していた彼は横着であった。今まで彼女の手前憚からなければならないような事ばかりを、さんざん考え抜いたあげく、それが厭になると、すぐお延はもう来そうなものだと思って平気でいた。自然頭の中に湧いて出るものに対して、責任はもてないという弁解さえその時の彼にはなかった。彼の見たお延に不可解な点がある代りに、自分もお延の知らない事実を、胸の中に納めているのだぐらいの料簡は、遠くの方で働らいていたかも知れないが、それさえ、いざとならなければ判然した言葉になって、彼の頭に現われて来るはずがなかった。