일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

めいあん

明暗

夏目 漱石

夏目 漱石의 明暗(めいあん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 322,590자 · 645화면

아오조라 문고

これも前便と同じように書留になっていないので、眼前の用を弁ずる中味に乏しいのは、お秀からまだ何にも聞かせられないお延にもほぼ見当だけはついていた。

津田は封筒を切る前に彼女に云った。

「お延駄目だとさ」

「そう、何が」

「お父さんはいくら頼んでももうお金をくれないんだそうだ」

津田の云い方は珍らしく真摯の気に充ちていた。お秀に対する反抗心から、彼はいつの間にかお延に対して平たい旦那様になっていた。しかもそこに自分はまるで気がつかずにいた。衒い気のないその態度がお延には嬉しかった。彼女は慰さめるような温味のある調子で答えた。言葉遣いさえ吾知らず、平生の自分に戻ってしまった。

「いいわ、そんなら。こっちでどうでもするから」

津田は黙って封を切った。中から出た父の手紙はさほど長いものではなかった。その上一目見ればすぐ要領を得られるくらいな大きな字で書いてあった。それでも女二人は滑稽本の場合のように口を利き合わなかった。ひとしく注意の視線を巻紙の上に向けているだけであった。だから津田がそれを読み了って、元通りに封筒の中へ入れたのを、そのまま枕元へ投げ出した時には、二人にも大体の意味はもう呑み込めていた。