후리가나로 읽는 일본 고전
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めいあん
明暗
夏目 漱石의 明暗(めいあん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 322,590자 · 645화면
それは一種の反感と、恐怖と、人馴れない野育ちの自尊心とが錯雑して起す神経的な光りに見えた。津田はますます厭な気持になった。小林は青年に向って云った。
「おいマントでも取れ」
青年は黙って再び立ち上った。そうして釣鐘のような長い合羽をすぽりと脱いで、それを椅子の背に投げかけた。
「これは僕の友達だよ」
小林は始めて青年を津田に紹介せた。原という姓と芸術家という名称がようやく津田の耳に入った。
「どうした。旨く行ったかね」
これが小林の次にかけた質問であった。しかしこの質問は充分な返事を得る暇がなかった。小林は後からすぐこう云ってしまった。
「駄目だろう。駄目にきまってるさ、あんな奴。あんな奴に君の芸術が分ってたまるものか。いいからまあゆっくりして何か食いたまえ」
小林はたちまちナイフを倒さまにして、やけに食卓を叩いた。
「おいこの人の食うものを持って来い」
やがて原の前にあった洋盃の中に麦酒がなみなみと注がれた。
この様子を黙って眺めていた津田は、自分の持って来た用事のもう済んだ事にようやく気がついた。こんなお付合を長くさせられては大変だと思った彼は、機を見て好い加減に席を切り上げようとした。