일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ずいひつ みやもとむさし

随筆 宮本武蔵

吉川 英治

吉川 英治의 随筆 宮本武蔵(ずいひつ みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,786자 · 278화면

아오조라 문고

「看聞御記」には、伊勢守上洛の記事や、また、伊勢守が禁庭に召されて、その剣技をもって、正親町天皇の天覧の栄に浴したことなどを屡※(二の字点、1-2-22)記載してある。その道中には、一族の郎党と弓馬を率き具し、諸国遊歴とはいうものの、堂々たる武者行列で往来したものらしかった。

塚原土佐守(卜伝)にしても、東海道を上下する折は、いつも六十人ぐらいな従者門人をひき連れ、先供の者には拳に鷹を据えさせ、乗換馬二頭を率かせて歩いたとあるから、その行装に威容を心した有様はほぼ想像がつこう。

こう二人も、勿論、諸国廻歴と称し、当時の武者修行者のうちに加わるものではあるが、その生活や風俗は、決して、後に考えられたような樹下石上の旅行でなかったことは確かである。

だが、前の両者とか、伊勢の北畠具教とか、大和の柳生家とかいう兵法家は、やはり当時でも、少数な宗家的な存在であって、一般の武者修行といえば、型の如く、一剣一笠で樹下石上を行とし、克己を主旨として、諸国を踏破するのが、本来であったにちがいない。

林崎夢想流という抜刀(居合)の流祖林崎甚助重信などは、やはり天文、永禄の時代を、その郷土出羽国を出て、諸州を歩いているが、彼の武者修行ぶりなどは、典型的な孤行独歩だった。